◆Yuzo Photo Gallery ◆ 2018 ◆
バースディライブ 2018/6/29 バ-スディ-ライブ |
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勇造さん60才最後のお誕生日を祝うライブ。 今日は久しぶりのソロ。 この日にふさわしく、J200とハミングバードが鎮座している。 |
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こんな土砂降りの雨の中、こんなにたくさんの人が来てくれて ほんまに嬉しいです!ありがとう! 今日の選曲は…ばっちりです!(笑) 60代最後のラストバースデー。 新しいDVDの発売もあります。 一杯歌いたい曲があるんで、あんまりしゃべらんとやります…といいつつしゃべってますけど…(笑) この時代、瀬川亀次郎がもしこの場に居たら きっと言うんやないかと思う言葉がありまして…言うてもええかな?(3回) 「辺野古にアメリカの基地は要らない」 仕事を終えて駆けつけたカンチに急に声がかかり ホックモンクルングの鐘 ティーンチャップのお手伝い。 そう…今日はソロ…それを改めて示した一場面。(笑) 酒呑みの歌では、コップを使ってボトルネック♪ あんな大きなコップを落とさずしっかり持ちながら 尚且つネックを自在に滑らす技に釘づけ。 |
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久しぶりにギターを叩いて花の都ペシャワール。 J200がわお〜ん♪と太く優しく吠える。 |
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ここでまたまたカンチが呼ばれて、レインツリーで黄金色の海。 仕事のあとも、よく働いている。(笑) 豊かさとは…自分の国でその国の人が十分食べられること |
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道しるべ〜海の始まりに続く選曲は、勇造さんの歴史をなぞっておられるような… 滋賀から来られている方に、九つの鐘を鳴らしてもらう。 陸前高田ジョニーの照井さんの詩を紹介しつつ ジョニー支援のDVD発売を。 陸前高田が静かに始まる。 帰郷と同じニオイのする曲。 陸前高田をリフレインする箇所では、思いが伝わってくる。 来年に迫った、70才7時間70曲への案内と決意を… 大文字がその思いを締め そしてアンコールのジェフベックでは、まさしく円山音楽堂へ辿り着く。 勇造さんを見ているとそもそも「年齢」という概念が無くなる。 いや、どう見たって世間の69才ではないから。 もちろん、日々いろいろ気をつけておられるんだろうけれど この若さの秘訣は、なにより好きなことを曲がりくねりながらもまっすぐに続けて来られたから。 ところで…なんで曲がりくねるのかなって考えた。 それは周りの声に耳を傾けてはるから。周りを大事にしてはるから。独善的でないから。 時々回り道しようとも、その時出会った人や言葉、出来事にちゃんと向き合っておられるから 自然と道は曲がってくる。 だけど、寄り道しながらも軌道修正して、向くべき方向を目指して舵を切る。 今回のソロライブも、ファンの中の声を聞いて企画されたようだ。 このフラットさがすごいと思う。 このところ、信念のない話が多い。 もう見ちゃおれないくらい、恥ずかしい話ばかり。 でも、こんなに近くに信念を通して69才を迎える人がいることは それはとても誇らしいことだし、私にとっても幸せなことだと思う。 道しるべの歌の中で、ディランと鶴見俊輔さんをあげておられるけれど 勇造さんそのものが、誰かの道しるべになっている。 「こんなときあなたならどうするだろうか…」 勇造さんに語りかけている人もきっといる。 歌うだけじゃない、歌が上手いだけじゃない。ギターが上手いだけじゃない。 人としてちゃんと立っておられること、私はそこが一番好き。 私も時々勇造さんに語りかけて歩こうと思う。 |