2018/1/6 恒例になっている、年初めの「湯たんぽぽかぽかライブ」 京都の中でもここ一乗寺は一段と冷え込む。 のんがぎゅうぎゅう詰なのは毎年のこと。 肩を寄せ合って勇造さんを囲む。 寒がりの勇造さんはしっかり着込んで、古いJ200を持って立っておられる。 秋の拾得のライブの時に、 「ギブソンJ200」の歌を何故そこにあるJ200で演奏されないのか、と疑問を呈したことを思い出す。 もしかして…?はて…? ファンは勝手な想像で頭を膨らませてしまう。(笑) 小学2年生の男の子が、勇造さんの様子をずっと上目使いで見ていた。 その子に勇造さんがレインツリーを渡される。 最初は戸惑っていたものの、要領を覚えて上手に演奏してくれた。 この子の人生も、もしかしたらゆっくりまっすぐに曲がっていくのか?(笑) ホックモンクルングではカンチも呼ばれて鐘を担当。 振られて、ぶっといスキャットでぶぶぶぶぶ〜♪と歌うカンチ。 それをやった途端、勇造さんが「出た!」って嬉しそう。 狭かったこともあるけれど、レポを気にせずメモも取らずにゆっくりたっぷり音を楽しみたいなと そう思った年の初めのライブ。 全くセットリストも取っていない。 あ〜なんて気楽なんでしょ?(笑) 毎年のこと、マンマさんお手製のおいしい豚汁をいただく。 ご本人曰く、なんだか味が決まらなかったそうだけれど、今年の豚汁が私は一番おいしかった。 体の中までほかほか。 ごちそうさまでした。 ライブが終わってから残った人達と打ち上げで楽しくお話が盛り上がる。 毎年この時期にヒッチハイクしてくる吉田くんの顔もある。 なんの話の流れだったか、勇造さんの歌詞の良いなあと思っているところを話した。 歌を聴いていると、「ここだけ」という一点を示すのではなく、「このあたり」というエリアに連れていかれ そこからは「たぶん、勇造さんはこれが言いたいんだろうな」と想像する。 そう…勇造さんは「答え」を出されない。 けど、聴いているものは「答え」を見つけることができる。 「答え」はひとつじゃないかもしれないけれど、その寛容さ、曖昧さがいいと話してみた。 するとなんと、それに近いことを昔、中山容さんに言われたと勇造さん。 中山容さんというのは、「ボブ・ディラン全詩集」の翻訳者。 その人の病気お見舞いに訪れた時に 勇造さんに歌詞を作る上で、3つのことをアドバイスをしてくださったという。 @居酒屋で横に座っている人に話しかけるように Aタイトルは大事 B伝えたいことを言い切らずに曖昧にすること 私はこの言葉を聞いて本当にうれしかった。 だって、3つとも私が日頃思っていること、つたないDiaryを書く上で心していることそのままだったから 中山容さんの話を聞いて心が躍った。!(^^)! うれしかった〜♪ 今年は本当にいい年の始まりになりました。 当たり前に当たり前のことができることは、本当はとても幸せなんだよね。 みなさんにありがとう! そして、勇造さん!今年もお体に気を付けて歌い続けてくださいね。 |