◆Yuzo Photo Gallery ◆2017

 

2017/10/6

豊田勇造
仲豊夫
永見潤




久しぶりの勇造ライブは
南風楽天で、仲さん永見さんと。

 1部

マンゴーシャワー・ラブレター
ヤンゴンの町に今日も雨が降る
NEW
黄金色の海
NEW
バルセロナの空の下
(中村“たこ”達紀くん)
仲さんのソロ2曲
汽車が湖のそばを通るとき



今日はこんな雨の中を来てくれて、ほんまにありがとう!
そんな言葉で始まったライブの最初は
マンゴーシャワー・ライブレター


続いて新曲
ヤンゴンの町に今日も雨が降る
この夏ミャンマーに行ってこられた時の歌。
パーカッションはぽこぽこと、そして曲は静々と…








仲さんが三線に持ち替えて
黄金色の海
秋田の黄金色に実った稲が
風と共に波のようになびくさまを見て
ずっと書きたかったという歌。

♪頭を垂れ刈り入れを待つ




仲さんギターに持ち替えて
バルセロナの空の下



勇造さんが足踏みをして曲を煽る。
もっと来い!もっと来い!って。
それに合わせて、パーカッションもギターも
ぐんぐん激しくなる。



バルセロナの空の下と歌うところを
♪カタルニアの空の下をに替えて。
今の情勢がチラリと見える憎い志向。



チリチリチリン♪と金管の音がささやく。

  

息子のような…という紹介で中村“たこ”達紀くんが紹介されてステージに上がる。
中村“たこ”達紀くんは出来上がったCDと、11月11日のライブのお知らせを兼ねて>カンチも出ます!
1曲歌わせてもらうことに。
仲さんと永見さんにバックを受けてもらい、恐縮しつつも堂々としたステージ。
歌がほんまによくなったよね。

  

続いて仲さんの三線でのソロ。

昨日の晩勇造さんから電話が掛かってきて
別に使わんでもええし、とりあえず三線持って行くし…と言われた
とか。(笑)
なかなか味のある演奏だった。



1部の最後はジャージーに…
汽車が湖のそばを通るとき
久しぶりに聴くかな。

 2部

高山病ブルーズ(ソロ)
二千円札(ソロ)
陸前高田(ソロ)
6時半
カトマンドゥ・レイン


この歌を初めて歌ったのは南風楽天ですとイントロ。
なんだろ?と思っていたら
本当に久しぶりの
高山病ブルーズ

みんなで「は〜は〜は〜」

もっとしんどそうに!

「は〜は〜は〜」

昨日映画を2本観たんですけど
1本がディランの「ドント・ルック・バック」と
「米軍が最も恐れた男その名は、カメジロー」


ディランの映画は、1965年4月〜5月、英国ツアー中の
ボブ・ディランを追ったドキュメンタリー。
そして「米軍が…」はアメリカ占領下の沖縄で唯一弾圧を恐れずに
米軍にNOと叫んだ日本人の不屈の人、瀬長亀次郎のドキュメンタリー。
調べてみたら、監督がMBSの現アナウンサーの佐古忠彦氏というのには驚いた。



仲さんの沖縄の演奏とカメジローさんに触発されて
これまた本当に久しぶりの
二千円札

1枚だけ持ってるけど,、使わずに置いてる。
ほんまに、あれはなんだったんでしょ?ね。







そして
陸前高田

先日行ってこられた東北の様子。
仮設から高台に移らなければならず
日々そのことが重くのしかかっているという。

太い太いハーモニカで曲は終わった。


深い意味もあったりする6時半という歌。
ふふふのふ。


人の歌を歌いますと、カトマンドゥ・レイン
言わずと知れた、伊藤敬一さんの歌
中村“たこ”達紀くんが呼ばれてリンを。

  

♪カトマンズ・レイン カトマンズ・レイン 祈りはやまらない♪


アンコール

走れアルマジロ
帰郷
満月 



軽やかなレゲエのリズムで始まった
走れアルマジロ



 



東北への思いを込めて
帰郷
いつ聴いてもしみじみよい曲。



肘で音を殺してはるみたい。




そして最後はしっとりと満月を。

ちょうど中秋の名月が過ぎた頃。
煌々と輝く満月が
実った田圃を写している様子が目に浮かぶ。


ライブのあと、ステージから降りない、降ろしてもらえない仲さん。
どうやらギターのレクチャーが始まっている様子。




狭い南風楽天のステージ用に作られたパーカッション。
いつも拾得では奥の奥で仕事をしておられる!永見さん。
今日はその手元も表情もよく見えた。




バースディライブ以来の勇造さんのライブ。
お会いするなり東北の話になって、様子を聞かせてもらう。
1年が早い。
だけど、そこで暮らす人にとっては、重い1年だったろうと思う。
「忘れないこと」それしかできないけれど
こうしてライブのたびに、あの時出会った人達のことを思い出す。

東北支援プロジェクト…あと何年できるかな。


inserted by FC2 system