2011/5/1 豊田勇造&YUZO BAND ゲスト延谷旨俊 |
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今日用意されたギターは ギブソンJ160Eとハミングバード。 今日は表彰式があると聞いていたので これはぜひ記録に留めておかなければ、と 駆けつけた。 |
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勇造さんの口笛が響くスイートホームKYOTOで ライブが幕開けした。 勇造さんの抱えるギターはギブソンJ160E 太りレゲエのリズムでそなんやない だいぶ前に作ったけど、また歌いたくなってます はちきれそうな音がしている。 晴三さんのカリンバで始まる雲遊天下 そこに勇造さんのギターが静々と寄り添い 軽いドラムの音で、曲が起きてくる。 今、歌いたい曲だという… |
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ギターをハミングバードに持ち替えて 帰郷が始まる。 |
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と…ここで仲さんに異変! なんとシールドを引き連れて、客席に! そのシールドを慌ててまとめるノブタニさん。(笑) 更には、勇造さんまでもが舞台から降りて 通路では2本のシールドがもつれ合う。 前を通る仲さんが笑いながら弾いてはる。 こんな演出は初めて! あとで聞いたところによれば、これは勇造さんの案らしい。 元気づけたかったんやって…! 帰郷という歌で元気になりたかった…その想いを受け取る。 で、舞台で取り残された人たちも頑張ってます。(笑) |
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ギターをJ160Eにして好きなもの ノブタニさんの明るいサックスが加わる。 勇造さんは1年の内、350日飲んではるんやそうな… お酒が好きって白状した歌?!(笑) |
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ノブタニさんがソプラノサックスに持ち替えて 早川豆腐店のバラード とうふ〜とうふ〜♪という音。 日々の営みと無くなっていくものへの 哀愁が込められている。 |
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1部の最後に、京都楽器商組合さんより「京都府民音楽文化活動賞」の授与。 ここでやっと、ピアノの吉川さんがスーツを着てはる意味がわかった。(笑) 音楽普及大使の1人、SAKOさんから賞状が授与された。 たくさんの人に音楽を普及したことを称えたもので 更にこれからも…という意味合いがある。 ちゃんと人は見てるんやなあって、晴れ晴れとした勇造さんの顔を見ながら思った。 |
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1977年に録音した「走れアルマジロ」から 夜を重ねてを。 春がゆっくりしか来いひんけど もうちょっとしたら 来るから… この歌を作ったときは 10年でしたが、40年になりました |
2部はハミングバードを抱えてソロで コーヒーブルーズから始まった。 頑張らなくて いい♪…このフレーズが 勇造さんのお気に入り。 チャリティーに用意されたTシャツの話を。 何ができるかなあと 東北の人たちの顔がいくつも浮かんでくるんやけど… 1枚買ってもらったら1000円、寄付できます。 それを直接贈ろうと思います。 サイズはいろいろありますが このTシャツは、シャツに自分を合わす… というところで(笑) |
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ここから勇造バンドでJ160Eに持ち替えて マンゴーシャワーラブレター 晴れ晴れとした音がしている。 |
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1月にインド・ダージリンに行ったとき 壁に貼ってある詩を読んで、ええなと思って。 それがダライラマ14世の詩やってんけど… パラドックス・オブ・アワーエイジ…太いギターが はっきりと意思のある音を響かせ バンドは混沌とした渦の中に巻き込まれていく。 |
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ノブタニさんが加わって 瀬戸内に浮かぶ小さな島のことを歌った虹の歌 ♪奪い合えば 足りず ♪分かち合えば 余る 今みんな、このフレーズを実感している。 |
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そして最後はやっぱり大文字 曲の頭がピシッと合っている。 |
みんなで♪さあもういっぺん お茶目なケイメイさん。 サックスにマイクを近づけて… なんでそんな難しい顔してはるんかな…(笑) |
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アンコールでは永見さんにレインツリーを渡して 2人でブンミーを。 こういう絵は初めて。(笑) |
永見さんはひたすら上に下に、レインツリーを動かす。 ひっくり返すたびに、眉毛がピクリと動く。 それがわかって、ムラセさんと大いに受けた!(笑) |
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NO NUKES ONE LOVE GOOD MUSIC 改めて思う。 私、この歌を聴くのは初めてかも…? ずっと自分の書き留めたものを繰ってみても この曲の名前は出てこない。 でも、今こそというこの歌。 6月に私たちのやるライブでも この曲名をお借りすることになった。 それをここで報告しておきます〜!勇造さん。 |
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何も言わんでも、選曲や曲順で わかってもらえると思うし… 勇造さんはそう言ってライブを終えられた。 語らずに伝えられるって、かっこいい! パワフルなライブだったと思う。 |
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思いはいろいろあるけれど、舵を前に切った…吹っ切れたものを感じたライブだった。 いつにも増してパワフルな音。 はち切れるバンド。 勇造さんの中にも、勇造バンドの中にも、そして客席にも 数日後に控えた春一番への上り坂のような勢い。 人間ってうまいことできてる。 時間がちゃんと人の心を癒してくれる。 Tシャツのチャリティーも始まった。 らせん階段を昇るように、ぐるぐる思いを巡らしながらも 少しずつ浮き上がっていっている。 今日よりも元気な明日に… |