@喫茶のん 2009年9月6日(日) ★おと ★独酔舎 ★カンチ・ゆいかじ亭多恵近・キムラ |
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夏の終わりに、浴衣に袖を通したカンチ。 「舞の海」の柄ゆえ 途中立ち寄った先で、相撲関係者と間違われて おじさん&おばさんに囲まれる。(笑) |
関東からおとさんと独さん。 それを迎えるのは カンチとキムラさん、そしてゆいかじ亭多恵近さん。 今日のライブはバライティに富む。(^-^) リハでぼちぼち音あわせ。 |
司会を引き受けたカンチ。 手にしているのは、のん所有の沖縄の太鼓。 パンパン☆と鳴らしながら開演! なんだか様子が違う。 このミスマッチな絵。(笑) |
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まずは独さんから。 独さんといえばウクレレの達人。 しかし今日はギターから。 このギター、なんだかネックが長いという印象。 実はヘッドが長いみたい。 録音したばかりのCDを携えてのライブ。 このCDは歌もさることながら 解説が洒落ている。 読んでいて、独さんらしいと感じた。 |
そう…これが見慣れたスタイル。 でも数珠のネックレスがない。 あれはどうしたんかな?(笑) ウクレレでもギターでも そこに展開する独自の世界。 この人はきっと「粋な老人」になるよ。(^-^) 終わってから、10枚のCDが全部売リ切れた。 サインをするのに大忙しだったよね!(^O^) |
またまたここでカンチの登場。 おとさんの紹介で 「苦労ハンマーバンジョー」という意味を少し解説。 |
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関西初登場のおとさん。 オープンバック(裏が貼ってない)バンジョーを抱えて とても静かに、優しく、そこに人柄が見える演奏。 バンジョーについても解説。 いろんな弾き方があることを知る。 「苦労ハンマーバンジョー」と言われる所以を納得。(笑) |
普段でもあまり見ない楽器の上に バンジョー1本で歌う人はあまりいない…かな。 ピート・シーガー、近いところでは古川豪さんか。 おとさんは心優しいフォークシンガー。 バンジョーを選んでいるのが、なんとなくわかった気がする人。 笑顔がステキでした。 |
ここで中締め。 カンチとキムラさんも加わって 『柳の木の下で』を。 (歌:カーター・ファミリー 訳:高石ともや) この手の歌は、みんなでガチャガチャと 賑やかにやると楽しい!\(^o^)/ |
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さて、ここからはオマケ(本人曰く)に登場したカンチ。 まずは、ゆいかじ亭多恵近さんと 古典落語『宿屋仇』を。 |
今までに3回、人前でやったことがある演目。 とはいえ、それも1年以上も前のこと。 落語は息を合わせるのが大変。 この日のために、多恵ちゃんは 3週間、週末には我が家に通って来ていた。 |
狂言を習っていた事のある多恵ちゃんは 声がよく通る。 声の出し方もうまい。 特にお侍の高笑いなどは、その成果ありあり。 たぶん、私が一番たくさん2人の落語を聴いている。 この日の出来が一番よかった! 多恵ちゃんは、毎回必ず課題を克服して 進化して現れる。 それは本当に見上げたもの! |
カンチはウクレレを抱えたまま 顔でも演技?!(笑) 「痛い痛い!どったんばったん!」 って、相撲をとるシーンかな? ん?舞の海?(笑) |
最後は、キムラさんのベースに合わせて カンチのフリートーク?!パンクバージョン。 事前にほとんど打ち合わせなしで 2人とも出たとこの、まさに即興のガチンコ☆勝負。 おとさんがMCで マーティンギターを買って、それを引き取りに行く日 一緒にバンドを組もうと思っていたベース担当の人が 自殺してしまったという話をされた。 それを聞いて、テーマが決まったというカンチ。 おとさんのMCに絡めて 自分の体験や知り合いのことなどの 重〜いテーマを選んだ。 キムラさんのベースがメジャースケールだったのが 重いテーマを沈み込ませずに救われた。 といってもキムラさんも、カンチが何をやるのかを 全く知らなかったわけで…(笑) |
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キムラにも陽の目をあてたらなアカンな! よっしゃ!キムラ!思いっきり弾け! って、カンチ。 あわせてキムラさんのベースがブヒブヒと炸裂。(笑) |
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最後は浴衣の絵柄そのものの。 牛若丸になって 五条の橋の上を鴨川を越えて 飛ぶんだ〜! …えらい騒ぎ。(笑) 激しいカンチと 動揺ひとつ見せないキムラさんの 対比がたまらん。(笑) 関西はじめてのおとさんには ちょっと刺激が強すぎたかもしれない。(笑) 独さんに言わせると「怖いものなしですね!」って。 いやいや、カンチにとっては ライブの前は怖いものだらけのようだけれど。 自分を表現するという意味で これから先どこに向かうのか、私もわからないし もしかしたら本人もわかってないのかもしれない。(笑) |
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終わってから、ウクレレを教えてほしいという人や バンジョーを囲む人たち。 いつもとみんな少し違ったライブ。 奇しくも独さんの作ってくれたフライヤーの上には 「これはライブのお誘いです」という注釈がついていた。(笑) 終わってみると、まさにそんな注釈を用意しておいてよかったというライブになった。 面白かったと、のんママにも感想を頂いた。o(^o^)o 夏の終わりに相応しい夜だったかも。 |