2009



2009/12/12
一乗寺のんにて

ケンスギサキwith 空飛ぶホクロ
カンチ &キムラ


「サンタを信じる大人たちの宴」…こんな夢のあるタイトルのライブに
カンチを誘ってくださったのは、ケンスギサキさんでした。
お名前は知っていたし、誰かのライブでお会いしたこともあったけれど
歌を聴いたことはありませんでした。

リハのあと、少しお話していたら、まさにタイトルそのものの人でした。
そう…中学生までサンタクロースを信じていたんだそうです。
「ご両親が夢のあるかただったんでしょう?」と聞くと、やはりそのようでした。

 

今日はタケも参加。
外に繋いでおくつもりが、のんパパ、のんママが「中に入れてやり!」といってくださって
タケはのんのワンコになりました。
動物をすんなり受け入れてくださるところは、のんならでは。
なんかそれだけで幸せな気分になりました。
タケはたくさんの人にキョロキョロしていたけれど
放っておくと、くるっとまるまっておとなしくしていました。とてもよい子!




さてさて、こんなお題をいただいて、カンチはどうするんでしょう。
キムラさんと一緒ということもあって
ギターバンジョーをのんで初お披露目。


スナフくんからのリクエストだったんでしょうか?
勇造さんを歌った「大好きな歌うたい」を
予定外に歌ったようです。
すぐさまスナフくんが飛び出して
ギターバンジョーを持って弾いてくれました。


 

やらずにはおれない定番、おっさん・おばさん・康のブルーズを
キムラさんと一緒に…


 

さて、ここからがクリスマス。(笑)
キムラさんのベースをバックに、カンチが吼えます。

そして…

 

合間にスナフくんの「聖夜」がしっとり入る予定で
いい感じで繋いだのですが
さあ!ってところで「カポある?」って、スナフくん。
カポが要るなんで予想していなかったので
みんなで大笑いしてずっこけました。(笑)

 

「聖夜」のあと、またまたカンチが吼えまくり。
「信じてたら誰にでもサンタは、ど〜んどん来るんや〜!」(笑)
最後は十字架になって終わったのでした。
爆笑でした。
「カンチが壊れた!」って誰かが言ってましたね。(笑)


 

さて、ここからはケンスギサキさん。
風邪のせいだとおっしゃる、少しかすれた声がいい感じ。
とても一途な姿が見える歌でした。
カンチも歌った「I shall be released」を、大塚まさじさんバージョン?で
♪男らしいってわかるかい♪と歌われたのが
なかなか面白かったです。

で、肝心の「空飛ぶホクロ」さんはどこに?(@_@)
それらしき人がいません。

なんと、「空飛ぶホクロ」さんて、出演者みんなのことだったのです。
ケンスギサキさんの洒落だったことがわかりました。(笑)
それにしても、不思議なネーミング。
やはりケンスギサキさんはロマンチストですね。(^-^)





 2部の最初にちょっとタケを外に繋いだら
 寂しそうな顔をして「クン♪」と一声。
 外から私をじっと見つめるものだから
 やっぱり中に入れてやりました。
 この顔には勝てないワン。(笑)
 

最後はケンスギサキさんの企画で「クイズ大会」
カンチ&キムラ&スナフ…京都ネグラーズ(!)がバックを固めます。
ここでケンスギサキさんの様子が一変。
怪しく踊り出し、ケンスギサキさんも「壊れ」ました。(笑)

クイズでは2問正解して、景品に肩凝りをほぐす道具をもらいました。
コリコリだったから、ちょうどよかった!\(^o^)/


 


サンタクロースの被り物を
頭や腰につけられて
迷惑千万の顔をしたタケ。(笑)
サンタクロース…あなたは一体いくつまで信じていましたか?
私は、小学校の頃までかな。

今の住居に住むようになって、初めてマンションという建物で寝起きするようになりました。
煙突どころか、玄関の入り口には新聞受けしかありません。
煙突からサンタクロースがやってくるという絵本のストーリーは
現実とは随分かけ離れてしまいました。

このマンションに引っ越した頃
上に住む友人のお嬢さんNちゃんは6歳でした。
友人もとても夢のある人だったせいでしょう。
そのNちゃんは本当に素直に育ち、物事を信じて疑わない子供でした。
もちろん、サンタクロースも信じていました。
私もそれに応えるため、クリスマス・イブには新聞受けに小さなプレゼントを投げ込みました。
中学生になるころまでそれは毎年続きました。
彼女は、サンタクロースが煙突がないから新聞受けからやってくると信じ
ベランダに飛び出して、どこかにサンタクロースがいないかと空を眺めていたといいます。

あるイブの夜、サンタクロースにお手紙を書いて寝たNちゃん。
友人が「どうしよう?」と困って連絡してきました。
友人はもちろんのこと、私の筆跡ももうNちゃんにはバレています。
私達がサンタクロースに化けて返事を書くわけにはいきません。
ということで、酔っ払って帰ってきたカンチにサンタクロースの返事を書いてもらい
夜中にそれを届けました。

翌日枕元にあったサンタクロースからの手紙を
「サンタクロースなんかおらへん!あれはおとうさんや!」と醒めている友達に
Nちゃんは得意げに見せていました。
その友達も実はまだ信じる気持ちが残っていたんですね。
見せられた手紙を覗き込み「ほんまや〜!」と感動しているのを
私と友人はくすっと笑いながら眺めたことがありました。

さすがに中学生になって、サンタクロースはいないとわかったNちゃん。
それでもプレゼントを投げ込む私。
その正体を知ったとき、涙していたといいます。
一瞬、傷つけたのかなと思ったのですが
どうやらそんな涙ではなかったそうで…安心しました。

あなたはいくつまでサンタクロースを信じていましたか?

夢は夢のまま、置いておきたいですね。


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